車に常備しておきたい便利アイテム3選

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自動車での移動中、急なトラブルでパニックになった経験はありませんか?
本記事は、筆者の経験を元に「常備しておいて助かった」という便利アイテム3選をご紹介致します。
紹介するアイテムは、自動車用品店やネット通販で容易に購入するこができ、15,000円程度の予算で買い揃えることができます。

この記事を読めば、以下の疑問がスッキリ解決します。

✋「自動車トラブルに備えて、何を準備すればいいの?」
✋「色々と情報はあるけれど、もっと厳選されたアイテムが知りたい」
✋「できるだけ予算を抑えつつ、備えておきたい」

牽引ロープ

深雪、泥濘、砂地、脱輪など駆動輪が路面を捉えることができず、スタック(タイヤが空転して車両が動かない状態)時に牽引ロープを他の車と繋いで引っ張って抜け出す為に使用します。普通車用の牽引ロープの場合、3,000円前後の価格で購入することができます。

私自身、うっかり砂浜に入ってスタックしてしまった経験があります。
その際、加入していた自動車保険のロードサービスは、スタック状態でのレッカー作業は対象外。JAFにも加入しておらず、途方に暮れていたところ、牽引ロープを持っていたおかげで、通りすがりの車に助けてもらうことができました。

オフロードの走行を極力避けることが望ましいですが、突然の豪雪などでのスタックを抜け出すツールとして役立ちます。

購入時の注意点は下記の通りです。ここでは、スタックを抜け出すための応急処置を目的した牽引ロープに絞って記載します。

  • 車両総重量が牽引ロープの耐荷重内に収まるようにする
    牽引ロープには耐荷重があります。車両総重量(空車重量+乗車重量)に十分マージンを確保して、ご自身の車両にあったロープを準備しましょう。
  • 牽引ロープの長さは5メートル以内
    故障車の牽引は、牽引する側とされる側の距離が5メートル以内でなくてはなりません。
  • ワイヤータイプ or ベルトタイプのどちらかを推奨
    牽引ロープの種類には主に「ワイヤータイプ」「ベルトタイプ」「伸縮タイプ」に分類されます。スタック状態の緊急脱出の用途においては、伸び縮みしないタイプの方が向いています。
  • 牽引フックが搭載されているか確認する
    牽引する際は、ロープを引っかける専用フックが必要になります。(下図)
    基本的に車購入時に付属されていますが、念のため確認しておきましょう。フックがない場合は別途、用意する必要があります。

USBカーチャージャー

車のバッテリーから電源をとり、スマホなど電子機器を充電することができます。災害時など突然の停電により、自宅での充電ができないときは本当に助かります。価格は500~5,000円程度と幅広く、性能によって価格が変わってきます。ダイソー、ネット通販、カー用品店で購入することができます。

ただし、最近の車には標準でUSBが装備されていることが多く、標準装備されている場合は、わざわざ買い足す必要はありません。

使い方はとても簡単で、USBカーチャージャーをシガーソケット(下図)に差し込むだけです。

使用時には注意点もあります。以下点に注意して使用しましょう。

  • エンジン停止中に使用する場合、エンジンONでバッテリーを充電してから使用する。
    車によっては、エンジン停止したままでもUSBカーチャージャーを使用できる場合があります。その際、バッテリーに蓄えられた電気が無くなってしまうとエンジンがかからなくなってしまうため、必ずエンジンを始動させ、バッテリーを充電してから使用するようにしましょう。また、長時間使用する場合や高負荷で使用する際は、エンジンを始動させたまま使用するようにしましょう。
  • 消費電力がシガーソケットとUSBカーチャージャー両方の定格出力を超過しないように使用する。
    USBカーチャージャーに電子機器をつなげる前に、機器のワット数を確認しましょう。複数同時に使う際には、ワット数の合計がシガーソケットとUSBカーチャージャーの定格出力を超えないように注意してください。

ジャンプスターター

車のバッテリーが上がってエンジンがかからなくなったときに、エンジンを再始動させることができる機器です。価格は5,000円前後で、ネット通販やカー用品店で購入することができます。

バッテリー上がりは、加入している自動車保険のロードサービスでも対応できる事が多いです。エンジンがかからなくなったときはロードサービスを依頼する手段もありますが、ジャンプスターターを持参していれば、素早く簡単にエンジンを始動させることができる点がメリットです。
また、車のバッテリー上がりだけではなく、スマホ等のモバイル充電器として使うこともできます。

ジャンプスターターの注意点としては下記2点です。

  • 保管場所は、高温にならず直射日光に当たらない場所に保管する。
    ジャンプスターターはリチウムイオンバッテリーを搭載しているため、高温になる場所での保管は発火の恐れがあり危険です。保管場所に注意しましょう。
  • ジャンプスターターはこまめに充電する。
    一度、満充電しても長期間放置すると充電がなくなります。いざという時のために、定期的に充電することをおすすめします。

まとめ

今回は、車に常備しておくと安心な便利アイテム3選をご紹介しました。

  • 牽引ロープ
    スタック(タイヤが空転して車両が動かない状態)してしまった時に牽引ロープを他の車と繋いで引っ張って抜け出す為のもの。突然の豪雪などでのスタックを抜け出すツールとして役立ちます。
  • USBカーチャージャー
    車のバッテリーから電源をとり、スマホなど電子機器を充電できる機器。日常づかいできるとともに、災害など突然の停電により自宅で充電ができないときの非常電源として役立ちます。ただし、標準でUSBが装備されている場合は、買い足す必要はなし。
  • ジャンプスターター
    車のバッテリーが上がってエンジンがかからなくなったときに、エンジンを再始動させることができる機器です。加入している自動車保険のロードサービスでも対応できる事が多いですが、ジャンプスターターを持参していれば、素早く簡単にエンジンを始動させることができる点がメリットです。また、車のバッテリー上がりだけではなく、スマホ等のモバイル充電器として使うこともできます。

紹介した3アイテムは15,000円程度の予算で買い揃えることができます。突然の災難に備えて、安心安全のカーライフを過ごしましょう。

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